今日はいろんなことが起き過ぎた。
まずはウランバートルからムロンまでのバスは酷い寿司詰め状態。
モンゴリアンは人も荷物も積めるだけ積めるらしい。。
20時間もかかるから辛いなぁ、と思っていたら
なんと偶然、セバスチャンと再会!!
同じバスに乗ることに。。笑
寒いバスの中でなんとか夜を越したと思ったら
昨日の雨のせいで川の水位が上昇。
道が水没してるじゃないか。どうするのかと思ったら。。
なんとバスから降りて歩いてわたる事に。
マジですか。。!!
ズボンをまくったけど、一箇所深いところがあって
結局、パンツまで濡れる始末。。
これには流石に参った。
こっから先はまだ6時間くらいかかるのに。。
ようやくムロンにつくとハトガルのゲストハウスの使いの女性がいて
バスを案内してくれた。
ただ、料金を確認すると相場の10倍くらい。
しかも、いくら質問しても「AH-HA」としか答えない。
どう考えてもおかしいと思って、いったんこの人を巻いて
GHに電話する。ただ、教えてもらった電話番号が繋がらない。
何なんだろう?
うーむ、でもマイナス思考になると何も生み出さない。
実はウランバートルのGHから「友人だから、、」ということで
紹介されたGHだったのでそんなに失礼なことをするはずもない。
NO SHOWにしたら、双方の人間関係が微妙になるし、
僕のことも誤って伝えられるかもしれない。
誤解は一番嫌いだし、
僕だけでなくモンゴル人と日本人にとって良くないこと。
とにかくハトガルに行ってGHをたずねてみよう。
そう決めた。
相場どおりのバス(15000トゥグリク)を見つけて
車内では何でも良いから楽しもうとがんばった。
僕のひげ面をジロジロ見てくる隣の女の子とじゃんけんして遊んでみたり
何度も落ちてくる荷物を工夫して、落ちないような配置にしたり
おじいちゃんが手に持ってる荷物を荷台に乗せてあげたり
到着するまでの3時間で、バス内での「自分」を確立することができた。
言葉をこえる手段はたくさんある。
いざ、ハトガルに到着してみると、ムロンの女性に悪気はなく、
何人か乗せれば安くなるバスに僕一人を乗せようとしたことで料金が高くなった模様。
英語がほとんど出来なかったのもホントみたい。
乗り換えの街で、仲介者を頼んでくれたのも、
友人から紹介された客だからちゃんと対応しなきゃ、
という気持ちがあったのだと思う。
なんとなく、ムロンの女性を巻いてしまったのが申し訳なくなった。
「双方の人間関係を考えて、ここに来るべきだと思った」
という主旨のことを伝えると、とても感激してくれて
すごく分かり合えた気がした。
仕事でミスした時こそ顧客と仲良くなるチャンス
って良く言うけど、まさしくそんな感じ。
とても良く接しくれて、夕飯もご馳走になった。
なんとなく良い数日間を過ごせそうな気がする。