小さなヘルプボートに乗ってNkhataBayから5時間くらい。
途中、エンジンも何もつけてないカヤックの漁師を何艘か見かけました。
一人でこんな遠くまで一本釣りをしにくるなんて。。
マジでびっくりだわ。
そしてChizumuloに到着。
とっても素敵な島です。
ロッジがひとつあるだけで
あとは手付かずのローカルカルチャーが残っている。
男はみんな漁師で、一本釣りとネットを使う場合の2パターンがあるみたい。
釣ってきた魚を天日干しして、それを本島に売りにいく。
収入源は基本的にこれだけ。
今はフェリーが止まっていることもあって物資が少ない。
食事に少し困ったけど近くの民家のところで昼食をご馳走になって、
結果的にはその流れで毎食お世話になってしまった。
一番仲良くなったウィリックス
こちらの御礼としてはシーマ(ウガリ)の原料である、
とうもろこしの干したものを寄付することに。
この島のシーマはとうもろこしだけでなく、カサバもmixされていておいしい。
とうもろこしだけだと、味はあるけど弾力がない。
カサバだけだと弾力は餅くらいあるけど、味がない。
その良いとこ取りをした感じ。
シーパだけでもかなりいけるけど
魚は大量にあるので、
だいたい小魚と手のひらサイズの焼き魚を一緒に出してくれました。
かなりヘルシーな毎日。
家の中は小魚で溢れています。
こんなところにも。。
なんだか、この島にいると旅がStopした感覚になる。
ネットは繋がらないし、週二回のフェリーしか移動手段がない。
Localな人たちと一緒に魚を釣って、干して、食べる。
ゲームしたり、チチェワ語の勉強をしたり、写真を見たり。
この繰り返し。
この繰り返しなんだけど、落ち着く。
日曜日には教会を訪問。
入る前から底知れぬパワーの歌声が溢れてくる。
キーボードのリズム&コードに合わせてのゴスペル。
教会の音楽は神聖なイメージがあったから
このポップさが逆に新鮮だった。
生命力あふれる歌声。
キレイに歌おうなどとは考えていない。
皆、力の限り叫んでいる。
そして、歌の合間に聖書の勉強会のようなプレゼンテーションがある。
聖書の一節を読んでから、コメディにも思えるこのトークショーが始まる。
これまた新鮮だった。
この日はいろんな所で歌わせて頂きました。
教会
お世話になったファミリーの家
そして夜はロッジの巨大バオバブの中でのスペシャルライブ♪
どれをとっても素晴らしい思い出です。
ロッジのbarから見える景色は素晴らしい。
夜は10時半に電気がStopするので
静寂と星空が待っている。
最終日、ファミリーとの別れが惜しい。
久しぶりにLocalな人達と数日間を一緒に過ごすことが出来た。
重要なのは時間ではない、と思うときもあるけど
重ねた時間が深ければ、それだけ情が生まれる。
この家族は基本、シーマとウシパ(小魚)を毎日食べているのだけれど
ある日、ライスとシーマどっちが好きかと聞いたら、皆「ライス」と答えた。
なので、ライスを最後にプレゼントすることにした。
これは本当に喜んでもらえた。
良かった♪
そして、宿スタッフとして働いていたアキさん&ミカさんとの素敵な出会い。
何か運命的なものを感じざるを得ない。
またどこかでお会いできるのを心から楽しみにしています。
こんなに後ろ髪を引かれた場所ははじめて。
今のところベストプレイスです。