さて、夜の7時に出発した電車は
明け方の9時半頃にブラワヨに到着。
こういう電車の旅は久しぶりなのでワクワク。
2等寝台は6人用で、ローカル男性3人と僕の4人でした。
声が治ってればもっとコミュニケーションがとれたのだが、
完全に声が出ない状態だったので、
ジェスチャーで色々と頑張ったけどちょっぴり残念。
蚊が結構いて心配だったけど
ぐっすり寝てました。。♪
ブラワヨもジャカランダがとても綺麗に咲いている。
第二の都市だけあって広場ではイベントやってた。
基本的にラッパーばかり。。
歌詞が理解できないと
カッコ良いのだかカッコ悪いのだか
正直良く分からない。。苦笑
広場を離れて散歩していると
路上で何やら演奏準備をしている老夫婦が。
エレキギター一本とマイク二本とアンプ。
どうやら全盲の方のようで、二人ともサングラスをかけて
慣れているけど手探りでセッティングをしている。
ギターの弾き語り男性と女性ボーカルのツインボーカルだった。
これがとても良かった。
彼らが二人で歌うゴスペルが
街頭のほんの一角を温かい空気に包んでいる。
基本的に人は立ち止まらない。
僕がカメラを片手に傍にいるのを見て
笑って通り過ぎる人たちばかり。
ひとり観客が立ち止まったと思ったら、
男性のマイクを取って歌い始めた(ゴスペルだから、たぶん歌えた)
これが全然良くなくって、二人の世界観が台無し。。
恐らく、二人のためを思って加勢したのだろうが。。。
僕は声が出ないのでジェスチャーでマイクを彼に返せ、
と伝えたけど伝わらず。。
何とも言えない気持ちのまま、その場を後に。
数十分後にもう一度、戻ってみたけど
まだ、観客の男性が歌っていたので諦めた。
うーん、勿体無い。
でも、二人の老夫婦のおかげで
とてもいいインスピレーションを得た。
ありがとう