モルモンは景色がなんといっても素晴らしい。
バソト族も良い人ばかり。
マントフェチの自分は
三角ハットに毛布という
彼らの格好も好きだ。
毛布はちゃんとピンセットで止めてる所が可愛い。
ただ、唯一寒いのだけが難点。
雨と強風でテントが吹っ飛ぶくらいの勢い。
一泊でテントは断念して、リビングのソファに寝かせてもらいました。
宿泊客は僕ひとり。
犬の遠吠えが夜空に響き渡る
ひとりの静寂
この空間にムビラとギターと声を響かせる
なんて贅沢な時間
二日目は近くを散歩していたのだけど
なにやらドラムの音が聞こえてくる。
近づいて、お家の中を覗いてみると
こっちへおいで♪というように手招き。
中に入ると、、
どうやら教会だったようだ。
日曜日のお祈り&勉強会と言った趣き。
お祈りのときはドラムを叩いて
左周りに走り回りながら踊る。
これはあまり見たことのない形式。
宗教の影響力は本当に大きい。
さまざまな言語に訳されている聖書。
そして、各地の伝統を組み入れつつ
語り継がれていく。
3日目はようやく快晴。
待った甲斐があった。
裏山に登ったり。
ロッジの前で歌ったり。
レシーバという民族楽器を吹く人も駆けつけてくれた。
鳥のくちばしと馬の毛を弦にして
口で吹いて、弦を震わせて不思議な音を出す。
口笛は得意分野なのだが、これは全く音が出せなかった。
御礼に僕が歌を歌うと。
おっちゃんは何やら持っていた袋の中をいじり出して
レソト硬貨を差し出した。
お金をくれようとした模様。
いやいや、これは御礼だからお金はいらないよ。
と伝えると、次はどこで拾ったのか、、
車のキーを差し込む部分の金属片をくれようとした。
いやいや、それもいらない。。笑
なんとも良い雰囲気のおっちゃんでした。
モルモン最高です。