昨日の事務所引き渡しで、ひとつの区切り。
いろんなことを学ばせて頂きました。
本当にありがとうございました。
今回のボランティアを通じて
日本の「今」を冷静に受け止め、未来をより良くするために、
自分の生活を削ってまで、日々活動している人たちが、
こんなにもたくさんいるってことを知ることができた。
3年間、日本を離れ浦島太郎になっていた自分と、
3年間、日本と向き合ってきた人たちとの差は大きなものがあった。
毎日学ぶことがたくさんあったし、これからも学び続けたい。
心ある尊敬できる先輩・仲間たちに会えて本当に嬉しかった。
それと同時に、僕が世界放浪をしながら確信を深めた答えと
皆が実現しようとしている方向性は同じベクトルである、
というのも日々感じていた。
3.11後の震災ボランティアの時にすでにこの答えは出ていたけれど
世界中を回ってもブレることはなかった。
当たり前に思える答えのはずなのに
今の日本は全く逆の方向を向いている。
そして、日本の方向性を決める選挙では
組織票で多くの結果が決まってしまう現実。
選挙結果が出てから、自分の至らなさを強く感じていた。
音楽を通して何ができるのか。
僕が生きてきた中で受信したメッセージは
メロディに乗る場合もあるし、
ただ言葉として発信する場合もある。
伝えたいと思ったことが政治に関わる場合もある。
今だから歌うんだとも言えるし、
今じゃなくてもずっと歌い続けるんだとも言える。
ひとつ言えるのは、
誰かを否定するような歌は歌えない。
そういう言葉を吐くこともあるけど。。笑
作品にする時はもっと昇華させて
少しでも誰かの心を癒せるような歌を
少しでも何かの気づきを感じて貰える歌を
届けようとしています。
結局、自分が伝えたいことしか伝えられないし、
社会に対するメッセージであるから
政治うんぬんを深く考える必要はないのかもしれない。
ただ、その音楽が軽くならないように
いろんな物事を僕自身が学び続けること。
人類に向けて歌いたいから、世界を回った。
日本に向けて歌いたいから、日本を回ろう。
政治に無関心でいたくないから、学び続けよう。
これまで一歩ずつ一歩ずつ前進してきた
仲間たちに敬意を表して
これからも一歩ずつ
自分ができることをやっていこう