さて、Doriから見事に時間ぴったりに出発した大型バスで
一時間弱ほど南へ。
バスの中から、絶対ここがBaniだ、というのが分かるくらい
泥レンガ造りのモスクがたくさん見えた。
恐らく、この村にひとつしかない宿にチェックイン。
予想通り電気も水もない。
でも屋上にテントを張らせてもらった。
こんな眺め♪
村と遺跡が一体化してる。
インドのハンピを思い出す。
大晦日&初日の出には最高のシチュエーション。
めっちゃテンションあがりつつモスクを見に行く。
TheSevenMosques of Bani
スーダン様式のモスクたち
なんとも素晴らしい。
町の中心にある ひとつめ
丘を登って ふたつめ
一番好きな みっつめ
よっつめ
いつつめ
むっつめ
ななつめ
丘を歩いていると、いろんな角度から
ほかのモスクがひょこっと顔を出す。
そのたびに心が躍る。
1時間ほどで全てのモスクを見ることができた。
夜はすこぶる寒そうなので一度、宿に戻ってバケツ水を浴びて
サンセットを見にふたたびモスクへ。
ムスリムの人たちがお祈りをしていた
2012年最後のサンセット。
感無量。
夜は屋上で月明かりの下、
昔の楽曲から新しい楽曲までアレンジを見直しながらギターを弾く。
こう弾いてみると、昔の楽曲たちも捨てたもんじゃない。
旅中に歌うのも全然ありかも。
そして、ラスト1時間は
これまでの1年半の旅を思い出しながら瞑想。
ひとつひとつの国を順番に思い出していくのだけれど
なぜだか出会った人々ばかりが頭に浮かぶ。
結局、僕にとって大事なのは
人との出会いなのだ。
それを深く噛み締めながら、感謝をしながら
24時00分を迎えた。
すると、寝静まった村に
花火のような音が3発だけ轟いた。
たぶん誰かが個人レベルでやったもの。
僕の目には花火も何も見えなかった。
でも新年を待ってた人がいたんだな、
と思うとちょっと嬉しくなった。
深夜は予想通り死ぬほど寒かったけど
ダウンやら全ての防寒着を着て就寝。
寝袋捨てちゃったからね。
そして、よく朝の5時過ぎだろうか。
寒さで目を覚ます。
少しだけ明るい。
モスクのシルエットが浮かび上がる
震える体をさすりながら初日の出を見に丘へ。
やっぱり誰もいない。
これまた独り占め♪
2013年の始まり。
そして、宗教は違えども
本当に神様がいるなら関係ないよね。
ということで
泥レンガモスクに初詣。
お世話になった人々の無事と健康を祈願。
ついでに自分の旅の無事もお願い。
うん、なんだかすっきり。
宿に戻って、ひと眠り。
それからは屋上で発声練習して、
ひたすら歌いまくる。
村の人々がどんどん見に来る。
遠くから手を振ってくる。
木に登って話しかけてくる。
こちらは逃げも隠れもせず、屋上から歌い続ける。
疲れたら休む。横になる。
とっても自分勝手。。笑
起きたらまた歌う。
人が集まってくる。
この繰り返し。
なんて贅沢な時間。
みんな、暇なのね。
ここの子供たちは砂埃で顔が真っ白。。笑
夜は、日中の歌が響いたのか
宿のファミリーが全員屋上にあがってきて、歌ってくれと。
ミントティーとご飯を用意してくれた。
身も心も温まる。本当にありがたい。
満点の星空の下
歌わせて頂きました。
今日この村にやってきたドイツ人の女性ツーリストも一緒に聴いてくれて、
HappyNewYearのFirstDayに素敵な歌をありがとうと、言ってくれた。
異国の地でとても思い出深い元旦となりました。
2013年も良いことありそうだ♪
今年もどうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m