22時にクラクフ出発の夜行列車に乗り
スロヴァキアのコシチェを目指す。
途中、Bofuminという駅で乗り換えることになっていたのだが、
雨のせいか列車が一時間以上遅れてBofuminで待ってるはずの電車は行ってしまった。
まぁ、仕方ないか。と思って何か飲み物でも買おうと
売店に行くと、、、ん、、、?
通貨にコルナの表示が。。
えーと、ポーランドからスロヴァキアに向かってるはずなんだが、、??
僕と同じように乗り継ぎの電車をミスった
フィンランド人の美女二人がいたので、
ここはどこか、聞いてみると、「チェコなのよ」って。
マジか!!
彼女らも電車の中で、この乗り継ぎ駅がチェコであることを知ったらしい。
クラクフのチケット売り場のおばちゃんはとんでもない経由ルートで
発券してくれたらしい。どうりで、高いと思ったし、時間もかかると思った。
全ての合点がいった。
仕方なく、2時間ほどBohuminで待機して、次の列車にのる。
10時頃にようやくコシチェに到着。
駅前の雰囲気はあまり良くないけど
旧市街はきれいな町です。
コンパクトだし、なかなか好きな感じ。
旅仲間と合流して翌日はスピシュスキー城を見に行く。
Kosice-Presov
Presov-Spisske Podhradie
とバスを乗り換えて2時間ほどで到着。
あいにくの雨模様。
とりあえず、かっこいい城は見えているのだが
入り口までの道が良く分からない。
仕方なく、山道を登っていくことにした。
しかし、これがとんでもない大冒険になってしまった。
人が通った道はあるように見えたのだが
途中で、草が深すぎて行けなくなった。
勾配は急で、何回も転んだ。
トゲのある草とかにもやられて、
雨も強くなってきた。
城壁の側まで何とか辿り着いたが
こっからどう登るの??笑
城攻めを任された足軽部隊の気分になってきた
どう考えてもこれ、無理っしょ。。
しかも、これ以上雨が強くなったら、
本当に身動きがとれなくなる。
マズイと判断して、仕方なく諦める。
気合で登ってきた道を、さらなる気合で下りていく。
町についた時には満身創痍。
もう帰ろうかと思ったけど、
せっかくここまで来たので、、
タクシーを探して入り口まで連れて行ってもらうことに。
そしたらね、
普通の観光地だった。。笑
めっちゃ人いるし。。
しかも、世界一美しい廃城と聞いていたのだが、博物館みたいになってた。。
もはや廃城とは言えない、、ちょっと拍子抜け。。
なんのための大冒険だったのか、良く分からんが
これもひとつの良い思い出です♪
夜行列車でウクライナへ向かいます。