22時半発の夜行バスにてベルリンへ。
途中、バスごとフェリーに乗って2時間ほど航海。
さらにバスで走って、明け方の6時半頃に到着。
楽しみにしていたドイツです。
二度の大戦での負の経験を受け止めて
いまやEUを先導していくような立場になっているドイツ。
旅中に出会うドイツ人バックパッカーも好印象の人が多かった。
まずは宿にチェックインして、
シャワー浴びてから町の散策。
駅とかに英語表記はないけど
だいたい道を聞いたら英語で答えてくれる。
AlexanderPlatz
Berliner Fernsehturmテレビ塔
St.Marien
Berliner Domカテドラル
中の壁画は黄色が基調となっていて
とても良かった。
黄色の統一感が素晴らしい。
この絵は特に立体的。
上からの景色
なかなか見ごたえありました。
ドイツも自転車社会のようだけど、、
このひとたち全員でこぎながら進んでました。。
ノイエ・ヴァッヘ
中はこの像があるだけ
シンプルだけに深みがある
じっと座って物思いに耽る観光客が多くいた。
日本語訳の解説があったので
文章を書き出してみる
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ノイエ・ヴァッヘは
戦争と暴力支配の犠牲者に対する
記憶と追悼の場である
我々は
戦争で苦しんだ各民族に思いをいたす。
我々は、そうした民族の一員で
迫害され命を失った人々に思いをいたす。
我々は、世界大戦の戦没者たちに思いをいたす。
我々は、戦争と戦争の結果により
故郷で、捕らわれの身で、また追放の身で
それぞれ命を落とした罪無き人々に思いをいたす。
我々は殺害された何百万ものユダヤの人々に思いをいたす。
我々は殺害されたシンティ・ロマの人々に思いをいたす。
我々は、その出自、その同性愛、その病いや弱さゆえに
それぞれ殺されていった全ての人々に思いをいたす。
我々は、宗教や政治的信念ゆえに
命を落とさなければならなかった人々に思いをいたす。
我々は暴力支配に抵抗し命を犠牲にした
女性たちや男性たちに思いをいたす。
我々は自らの良心を曲げるより死を受け入れた全ての人々の栄誉を讃える。
我々は、1945年以降の全体主義独裁に逆らったために
迫害され殺害された女性たちや男性たちに思いをいたす。
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そして、近くの大学前ではシリアの内戦に反対する
学生たちに出会った。
街行く人に声をかけて
言葉の入ったプラカードを選んでもらい。
それを持った写真を写すというシンプルなもの。
自分は
「Stop Killing Start Talking」
という言葉を選ばせて頂きました。
Brandenburg Gate
PotsdamerPlatz ポツダム広場
ベルリンの壁が撤去されて出来た空き地を再開発
ベルリンの壁
ドイツの東西分割統治と合わせてベルリンも東西に分割された。
1961年に東ドイツから西ドイツへの人材流出を止める目的で建設されたといわれている壁。
1989年に破壊されているが、現在でもその一部が残っている。
イースト・サイド・ギャラリー
日本のも発見
尖諸閣島中国属
という落書きも
政治で越えられないものを
アートやスポーツで越えようとしているのに
それをまた政治的な意味で汚すというのは
このアート壁画の趣旨を全く理解していない
稚拙な行為だと思う
ベルリンの壁のウエストサイドは写真画のよう
FreedomBridge
韓国と北朝鮮の38度線付近にあるもの
ベルリンの壁は是非、訪れて欲しいです。
日本とドイツ。
ともに第二次世界大戦の敗戦国であり
まじめな国民性は似ている気がするのだけど
どうしてこうも差が開いてしまったのか。
ちょうど、オリバーストーン監督が来日して
日本とドイツの違いを述べて、
「日本人はなぜ立ち上がらないのか」と言っていた。
この言葉の意味をしっかりと受け止めなければならない。
彼の主旨はあえてここには書きません。
是非、自分の手で調べてみて下さい。
いろいろと考えることの多かったベルリン。
明日はミュンヘンです。