僕が昨年末のツアー中に出会った大切な仲間たち。
震災後どうやって熊本に行こうか悶々としていた時に
「僕らと一緒に行動してくれませんか?」と声をかけてくれた。
そして、今回初めてお会いした方々も。
本当に素敵な方ばかりで改めて感謝です。
プロジェクトの恒久テーマは
「100年後の未来に思いを馳せて、本当に心から願うもの〜私はあなた、あなたは私の体認からの出発〜みんなひとつになって、仲良う楽しく繁栄していこう」というもので、お金に依存しない村づくりなど何十年も模索してきた先輩方が大きな視点で見守り、受け継ごうとして下さっている。
今回、MTGで話合ったテーマは
「震災は私たちを変えるのか!・・震災は私たちのターニングポイントとなり得るのか?・・ 」
多くの方がこの震災前後を機に変化している自分を感じているようです。そして、今日のMTGは「共感」ということが大きなテーマだったように思います。
細かい内容はここでは省きますが、
僕がお話した共感のイメージは音楽での実体験を例にしたもので
自由なハミングで即興で歌い合う
何でもありの自由な世界
でも実際は相手の声・音をひたすら聞いている
気持ちよく共鳴するように、調和するように歌う
自由なんだけど調和の世界
するとそれを聴いていた人が涙を流すこともある
このことから、
相手を意識すること、寄り添うこと、それ自体が美しく
そこからまた共感が回りに広がっていくんじゃないかと。
この話はとても分かり易いと言って頂けましたが
こういうテーマについて、素直に話し合える環境が本当に羨ましい。
そして、震度6と7を経験しても、ほぼ無傷で残った古民家が
今はプロジェクトの若い仲間たちの集い場のようになっていました。
ボランティア活動は16時には終わるので
その後は、知り合いつながりの子守をしたり
このアジトで皆で育苗したり大工仕事したり
被災地であろうとも自然があるからこそ、こんなにも豊か。
自然は脅威にもなるけど、味方にもなるんだ。
夜は皆でご飯つくって
「100人の村だったら、自分は何をするのか」
「なぜ、ボランティアに来るのか」
とか、毎晩いろんな話を。
気づけば2時、3時まで語り、、
やばい、明日も肉体労働だから寝なきゃ、、という感じで渋々寝る。
今回は、ボランティアとしてのお手伝いが目的で
ギターは持ってこなかったのだけど、
このメンバーの前では、ギターを借りて
気兼ねなく何度も歌わせて頂きました。
本当に良きメンバーたちで密度の濃い9日間。
「マジで移住してくればいいのに」
「また待ってるからね」
「今後、何十年も続いていく関係と確信している」
など嬉しい言葉の数々、心からありがとう。
最後は空港までみんな来てくれて
本当に感謝の気持ちでいっぱい。
これから阿蘇に何度も通ってしまうんだろうなぁと
観じています。
引き続き、心あるつながりを、宜しくお願いします。