NEWTOPIAを後にし、カリバリヨからニヨンダと言う町へバスで北上してから、
運よく国際バスをGET!そこからキガリまでダイレクトに9時間ほどで到着。
思った以上に近代化している街並み。
VISAの使えるATMもある。
音楽は現代的なPOPSが流れ
人々はオシャレで洗練されている感じ。
そして何より優しい。
(もちろん、ツーリストビジネスの人達は吹っかけてくるけど。。)
kigali genoside memolial
写真と映像で1994年の虐殺の模様を伝えてくれる博物館。
今まで家族同伴に付き合っていた隣人。
ツチ族とフツ族。
民族を越えた結婚は日常的に行われ
見た目も区別がつかないほどに混血が進んでいた。
そんな中で隣人、家族の中での殺し合い。
ツチ族とツチ族を擁護した穏健派のフツ族の犠牲者は
80万とも100万とも言われている。
そして今はまた共に暮らしている
という複雑な状態。
ツチ族の女性は語った。
「5%の人だけがニュートラルでいられた。
残りの90%以上は悪魔だった。」
今のルワンダは、そんなことを感じさせないくらいに
近代的で倫理観があるように思える。
道端の人には聞けないので
ミュージアムの係員に尋ねてみた。
人々は互いに許しているのか?
今、どうやって暮らしているのか?
「隣人同士はacceptしている。ただし、forgiveはもっとパーソナルな関係。」
「we are still on the track,on the way..」
と語ってくれた。
ツチ族の反政府軍がルワンダ軍を破った後、
ツチ族はフツ族にリベンジしなかったのか?
「リベンジは無かった。リベンジすれば捕らえられる。」
「新政府は『われわれはひとつだ』というメッセージを発信し続けた。」
スタッフの人たちがさかんに唱えていた言葉は
reconciliation = 和解
辞書で引くと「争いをやめて、相手とのよい関係をとりもどすこと」
和をもって解かす。
和というものには
相手を大切に思う心と人間の理性が必要だと思う。
人の心と理性をもって
時間をかけて解いていく
自分はそう理解した。